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渡辺えり 外部出演情報


『根っこ』(原題=ROOTS)

“話すってことはね、言葉を使うことだよ。そう、橋と同じ。
人間は橋を渡ってこちらから あちらへ渡る事が出来る。
橋を沢山知っていればいる程、いろんな所に行けるじゃないか!!”

現在も意欲的な活動を続けている英国を代表する劇作家の一人アーノルド・ウェスカー。 2012年は生誕80年の年にあたり、英国内でも様々な公演が行われました。 また、2011年初秋からのロンドン・ナショナルシアターでの『調理場』は、連日超満員。 インデイペンデント紙からは「みごとなリバイバル!」との評価も得ています。 そのウェスカーが『調理場』と前後して書いた“三部作”の一作、
『根っこ』を 今回皆さまにご覧いただきます。
(地人会新社のHPから引用)

英国北東部、ノーフォークに住むブライアント夫妻(渡辺えり・金内喜久夫)のもとへ、
久し振りに末娘ビーティ(占部房子)が帰って来る。まずは姉・ジェニイ夫婦
(七瀬なつみ・宮川浩)の家へ。そして両親の待つ実家へ。
二週間後には恋人ロニイもこの地へやってくるようだ。

「生き生きだと?漫画も読まない奴が?」
「あんたたち、何だかつり合わないように思えるけど」
「ロニイは何が好きなんだい?お腹が破裂するまで食べさせてやるよ」
「泳げるのかい、そいつは?この雨じゃ溺れちまうぞ」

愛情とユーモアいっぱいのお喋り家族の前に、果たしてロニイはどのような姿で現れるのか…
出演者情報【多彩な出演者たち】
劇作家であり女優であり、時にコメンテイターと大活躍の渡辺えりさんと、新劇界の重鎮・金内喜久夫さんが初の夫婦役で共演、芝居を牽引して下さいます。自立する末娘は、繊細かつ大胆な演技に定評のある占部房子さんが。またテレビ・舞台に幅広い活躍の七瀬なつみさんと、ミュージカル界には欠かせない宮川浩さんが姉夫婦を、陽気な飲んだくれの隣人には、信頼できる名脇役の松熊信義さん。他に石橋徹郎、上田裕之、高畑こと美さんらエネルギッシュな若手の計9名が、イギリス北東部の賑やかでユーモア一杯の人々を、鵜山仁さんの新演出のもと、演じます。

占部房子

 

映画「バッシング」で注目される。
58回 カンヌ国際映画祭コンペティション部門公式参加作品
6回 東京フィルメックスコンペティション部門最優秀作品賞受賞
24回 テヘランファジル国際映画祭審査員特別賞受賞作品
【主な舞台】 「地獄のオルフェウス」「ヒッキー・ソトニデテミターノ」「ザ・シェルター」「寿歌」「罪」「高き彼物」「ローゼ・ベルント」「焼肉ドラゴン」「花よりタンゴ」「ベルナルダ・アルバの家」「国粋主義者のための戦争寓話」

 

七瀬なつみ

 

2006年『屋上庭園』『動員挿話』で第40回紀伊国屋演劇賞・個人賞、第13回読売演劇大賞・女優賞を受賞。
【主な舞台】
「欲望という名の電車」「浮漂」「屋上庭園」「動員挿話」「写楽考」「たとえば野に咲く花のように」「奇跡の人」「ヘッダ・ガーブレル」「幻蝶」「ハーベスト」

 

高畑こと美

 

「鴨川ホルモー」のオーディションに合格し、本格的に女優の道を歩き出す。

【主な舞台】

「きれいじゃないワケ」「日本人のへそ」「コーカサスの白墨の輪」

 

金内喜久夫

 

【主な舞台】

「花咲くチェリー」「飢餓海峡」「藪原検校」「ジェルソミーナ」「マイ チルドレン!マイ アフリカ」「月夜の道化師」「月にぬれた手」「にもかかわらずドン・キホーテ」


宮川浩

 

駒澤大学法学部在学中『レ・ミゼラブル』オーディションに合格。初演より参加。93年『ミス・サイゴン』では主役キムの恋人役クリスを演じ確かな歌唱力が光る。94年からの『レ・ミゼラブル』ではマリウスを演じ存在感のある演技を披露。96年ブロードウェイ・ミュージカル『蜘蛛女のキス』では革命家ヴァレンティンを好演。その後『ローマの休日』では3枚目カメラマン、アーヴィングを演じ、演技の幅の広さを見せる。

 【主な舞台】

「ミス・サイゴン」「蜘蛛女のキス」「ローマの休日」「回転木馬」「星の王子さま」「ジギル&ハイド 」


石橋徹郎

 

【主な舞台】

「ビルマの竪琴」「オットーと呼ばれる日本人」「グレンギャリー・グレン ロス」「ヘンリー六世」「モジョ・ミキボー」「日本の面影」

 

松熊信義

 

【主な舞台】

「炎の人」「イーハトーボの劇列車」「藪原検校」「美しきものの伝説」「朝焼けのマンハッタン」


上田裕之

 

【主な舞台】

「見よ、飛行機の高く飛べるを」「ピクニック」「丘の上のイエッペ」「雪国」

 

渡辺えり

 

劇作家・演出家・女優・歌手。山形県出身。
劇作家としては「ゲゲゲのげ~逢魔が 時に揺れるブランコ~」(82年)で岸田國士戯曲賞、「瞼の女 だ見ぬ海からの手紙」(84年)で紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。
83年 NHK「おしん」で国民的人気を獲得。96年「shall weダン ス?」にて報知映画賞助演女優賞、日本アカデミー賞最優秀助 演女優賞を受賞。
09年より「渡辺えりルールコンサート」を定期的に行う。
外部演出も活発に行い、故・中村勘三郎の勘九郎時代最後の歌舞伎「今昔桃太郎」の作・演出を手掛け大きな話題 となった。
NHKの朝のテレビ小説「おひさま」で、人情味のある飴屋のおばさん役で出演。
主な作品に、「笑うハチドリ」、「ゲゲゲの げ」、「月にぬれた手」(作・渡辺えり、演出・鵜山仁)、「天使猫」(作/演出 ・渡辺えり)がある。
NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の出演が4月から始まる。