劇団員各々が持ち寄った廃材や銀器類が稽古場に並びました。

楽器を使ったリズムの稽古です。それらを見ると、前日までに窃盗まがいの集め方をして、

当日はそれをホームレスの様な いでたちで運んで来た様子が想像できます。

本番では実際に廃材類を楽器としてリズムを奏でる、予定です。

まずは手探りで廃材を叩き、音階を探します。

思ったよりも低い音が少なく、金属、木材やプラッチック類の

工夫した組み合わせが必要に思いました。

また、廃材よりも問題なのは劇団員のリズム感。

えり子さんがいくつか作ったリズムをハンドクラプで合わせてみましたが、

現段階では（自分を含め）絶望的でした。

でも、余裕が無かっただけで本当は全員が楽しめる稽古です。

本番に向け、現段階からの不安も大きいですが、期待や楽しみもまた大きいのです。

楽器は無くとも音楽は出来る。

人が居て、遊び心があればきっと自然とリズムは奏でられるのではと、

最高のイメージで稽古に臨むつもり居ます。

そんな、稽古を終えて帰る劇団員の背中は、何か良い材料は無いかと挙動が不振で、

野良犬の様な雰囲気をかもし出していました（自分も含め）。

宇宙堂団員　奥山　隆

本日、ダンスの稽古がありました。

先日から次回公演のために本格的に習い始めたヒップホップではありません。

菅原先生の教えて下さるダンス。菅原先生の教えて下さるダンス・・・。

私、ダンスと名の付くものは、悲しいほど下手なのです。

先生！カッコ良く踊れるようになりたいっす！！

先生！平井堅の曲に振り付けなんてカッコ良いっす！！

先生！かっこ良いけど俺、体がついていってないっす・・。

やはり、苦手苦手と思うから苦手なのかなぁ。

やはり体の大きな人は血が体に巡るのに時間がかかるのか。ただ馬鹿なのか・・。

嗚呼、こんなことを考えているうちに曲が流れていく・・。

余計なことを考えずにがんばりまっす。

　

宇宙堂団員　多賀　健祐